北京オリンピックに思うこと
昨日、北京オリンピックが開幕して17日の開催期間の中ですべての競技が終了し、閉幕となった。その競技の中で特に印象に残ったものとしては、水泳の北島選手、柔道の谷本選手、レスリングの伊調姉妹、3連投で418球も投げ抜いたソフトボールの上野選手ですが、そこに至った経緯に共通した点で感動も頂きました。
それは常にどんな時でも目標を持ちつづけ、その目標に向かってただひたすら黙々と日々努力をする為には周囲の応援、協力があってこそ実現するものだと実感した事とそれに対して感謝する気持ちを忘れないということです。
アテネ五輪で金メダルを取った北島選手が開口一番に「あ〜、超気持ちいい」と言った言葉が今回の金メダルを取った時のインタビューの席では、感極まって言葉が口にでず、出た言葉が「応援してくれている人に感謝します。」
北島選手、谷本選手同様にアテネ五輪で金メダルを取って以来、その重圧で記録、結果が出せず、もがき苦しむ時期にマネジャーや周囲の人達からの声でようやく自分自身を見出すことができたと言った事や伊調姉妹も姉、妹がいたからここまで歩んでこられたなどの話を涙ながら聞いた。
又、ソフトボールの斎藤監督、鬼監督であった宇津木元監督、上野選手の関係には師弟関係を超えたものがあり、解説をしていた宇津木元監督も金メダルを取った瞬間は涙、涙で声にならなかったこと。
斎藤監督の上野で心中するよと話をされる以前から自分で志願するつもりだったと思ったことなど悲願の金メダルを取るまでの過程の中には周囲の方々の気持ちを意気に感じ、常に感謝の気持ちを忘れずに、実行することで自分自身以上の力が発揮できるもんだとつくづく感した。
ちなみに上野選手はアンパンマンが好きなそうです。なぜならばアンパンマンは皆の為に力を発揮できるからなそうです。
まさしく「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」ですね。
それにしても中国4千年の歴史でいろいろな人生教訓になる事を教えてもらいますが、今の中国はいつから変わったんでしょうか。それだけが不思議です。