先週の6月3日(金)のYahoo!の記事を見て、私自身が今までお客様へ何度も言ってきた事への裏付けとなる内容の記事であった。弊社のホームページのトップNEWSの中にもアップをしました。
その記事内容は、学生の入学時における成績が今後、伸びる、伸びないは、一年次の出欠席状況次第である事が、調査した結果、わかったという内容であった。
その為に、一年次における日々の学生の出欠席の早期の把握が重要な事とその中で欠席した場合の理由の確認の徹底ならびその理由に応じた早期支援を図る事が成績向上に繋がる為、現在、学生の成績向上に向けた学内全体による改善を図っている旨の内容でした。
上記の点に関しては、以前にもホームページに記載している中の入学時における教程理解度の低下に伴い、4月後半頃には、休学を決める学生が多い時期との関連もあるものと思います。
今まで私自身、日々の出欠席からの分析・支援の重要性を常に言い続けてきたものの出席管理のみに限定運用されるケースが多く、私自身も出席管理が上手く運用されれば、それ以上に分析・支援の運用へ進まないお客様への提案もせず、中途半端な状況のままに甘んじた点を深く反省をしています。
しかし、今回のように副学長という立場のトップダウンによる日々の出欠席内容の調査は、学内全体が一本化される点が大きく、トップ自らが調査内容を数値化した点、インパクトもあり、説得力の面も大きく、私自身が、共感するだけではなく、それ以上に他大学様への影響も大きいものだと感じます。
SCLシステムとして出席管理機能〜分析・支援機能までを網羅したシステムを提案をして10年の歳月の中、常にブレることなく進めた事が、上記の記事で真実が証明されたようで、ある学長が「成績からの判断では結果からの判断で、手遅れ、学生の日々の動向から手を差し伸べ、支援をすることがこれから教育者として重要な役割です。」と言っていた事を思い出しました。
ちなみにその学長自身の大学では、授業後、欠席となった学生へ教員自身が確認の意味も含め、メールをするそうです。
それと「学生全体のボトムアップを図る上でも問題となる3割の学生をボトムアップすることが近道ですよ」とも言っていました。
これからがお客様にとって重要な点です。
なぜならば、単なる出席管理だと思う方も多く、その理由としては、出席管理機能自体がお客様の実運用にマッチングしていないシステムも多く、折角、導入しても運用自体に制約もあり、学生の日々の動向を分析・支援までに至っていない点、殆どのシステムがこの程度だと思い込み、諦めているお客様が多いからです。
これは、システムを導入した業者の授業、受講形態をよく知り得ていない点にも問題がありますが、お客様も手作業の延長路線上でシステムを運用しょうとする点とICカードだからICカードリーダだからとハードウェアーが万能なように感じ、それが先行してしまう傾向にも原因があります。
上記の点でお客様の実運用から見た場合のシステムにおける機能がマッチングしているかをじっくり吟味、判断するのはお客様自身です。
日々の出欠席情報が正確でなければ分析・支援も機能しない事も事実であると共に分析〜支援までの流れにおける機能が十分に満たされているかが重要な点です。
上記の点を考慮し、お客様の運用を見据え、本筋を見極め、導入をして戴ければと思います。
追記:今までは、分析・支援機能はオプションでしたが、今後は、出席管理機能〜分析・支援機能までを網羅した標準機能として導入をしていきたいと思っています。