昔から日本人は死を美化する傾向があり、その代表例として死生論があるそうです。死から始まり生がある。輪廻転生と同様な内容であるが、共通した教えにはヒンズー教で死と生は何度でも繰り返し、やがてその繰り返しが終わることを解脱といい、自然と一体化した神に近い存在になり、さらに神に近い存在から神々となり、
全宇宙の流れを含め、災害から人を守る事を担う役割になるとの教えなそうです。
その神に感謝の意味でのいけにえを捧げる儀式や死んだ人間が戻ってくると信じ、感謝する風習などそれぞれの宗教、地域での違いなどを挙げ、死は、悲しい終わりではなく、すべての始まりであることで死への恐怖心を捨て、死を受け入れ、感謝することこそが大事であるという考えが共通した内容でした。
死の淵を経験した人の共通した点は、一点の光が差し、それに吸い込まれるように意識だけが、やがてどこか遠くで戻れと誰かの声を聞き、その声を聞いた瞬間に自分の体に吸い込まれるように体に戻って、やがて意識を戻すそうです。モーガンフリーマンも同様の経験をしたそうです。
それ以降の人生は、死という存在を常に意識するようになったそうで、今回、このドキュメンタリー企画の話があり、出演することを決めたそうです。
このドキュメタリー内容の中でユダヤ教、イスラム教、キリスト教、ヒンズー教、中国の教え、復活祭などについてそれぞれの宗教や考え方などを紹介していますが若干の違いがあるものの共通した点などが多く、私自身の感想としては、日本のよろずの神のように神を一人に限定せず、それぞれの神を認めていれば宗教がらみの戦争もなくなるように感じます。
ちなみにモーガンフリーマン自身も宗教については、あまり拘りはないそうです。
ノストラダムスエフェクト〜予言〜黙示録については、終末論の2012年12月21日とした理由についてマヤ歴、ダビンチ、ヨハネの七つの封印という黙示録から検証を進めていく内容であるがあまりにも凡人では理解できない点と見ていく上での検証内容がこじつけ的な面もあり、また、終末論であった2012年12月21日は、もう終末となった日は過ぎ事もあり、まだまだ続編が続くようなのでこれ以上、見続ければ気持ちまでもが滅入る点で、途中で見る事をあきらめてしまいました。
今でも解釈の違いで終末論を語っている内容の記事もありますが。。。。。。
いつの世でも終末論を語り、不安を煽る傾向の方々が多い点、あるゆる文献から「こうなんだと」とこじつけ的な要素で語ることが多々、あるように見受けられます。
ここで言えることは、地震、災害などを予測することは、人間ではなく、解脱し、神に近い存在にならなければ予測できない事が分かったように思います。
ただ、終末論での前兆としては、インターネットの世界における情報の氾濫が災いを生じ、戦争の引き金になり得るという仮説と空を引き裂くようなラッパの音がするという内容は世界の何カ所かで現に発生していることだけは事実であり、私自身も動画で確認をしました。
以上の内容ですが、これを信じるか、信じないかは、あなた次第です。というある番組のいつもの最後のくだりになってしまいました。
身近なこととして朝のいつもの日課の際、公衆電話ボックスで詩吟を唸るおじさんがあの朝以降、姿が見えません。もしかして解脱をされたのかと思っています。