2013/6/27 木曜日

IPSの臨床試験

Filed under: 未分類 — wakayama @ 8:22:37

今朝のニュースで加齢黄斑変性の移植治療の話しを聞く、入院前の通院している際、1Fロビーで80歳以上のご老人二人が話しをしていたことが早々に実現するのかと感じる。私自身がその話しを聞いた時は、今、話されているご老人がご存命中は実現しないもののと夢物語の話しをしていることがやけにおかしかった事を思い出す。

入院中でも加齢黄斑変性の手術をするものの手術前と変わらず退院する方がいた。今、加齢黄斑変性の患者さんが全国で70万人もいるとのことで早々に成功することを祈りたい。今までは、入院や、ましては眼科などに縁遠い人間だったがこの頃、敏感に反応してしまう。

退院後2週目の検査で昨日は通院、1FロビーにいたらK津さん夫婦と目が合い、思わずお互いに歩み寄る。しばらくの再会、一番にお会いしたいと思っていましたと奥様がいつも通り元気な姿に佐賀県出身の方の為、カバイおばあちゃんを思い出す。やさしいあの人はとN籐さんの話しが出たので今でも連絡を取り合っていることを話しをする。

ではと言って携帯電話番号を教えて頂く、いつでも電話を頂ければ何処でも行きます。年金生活者なもんでと笑みを浮かべ話をしている姿を見て嬉しく感じた。目の手術後の経過は良く、充血もなかった。視力は0.6までに回復したそうだ。

入院中のご夫婦の喧嘩などを見ていたが、奥さんが勝気な性格、ご主人はいつもは穏やかであるが、たまに意見を言うことで奥さんとぶつかってしまうが、それでもいつのまにか仲が良くなっている。不思議な夫婦だった。周囲ではそれがこっけいに見えるが本人同士の言い分があり、漫才のようにおもしろい。

そのK津の隣のベットが幽霊が挨拶に来るというかの有名なN崎さんだった。深夜2時になれば、電気をつけ「どちら様ですか」と言うのでK津さんが寝ていれなかったことを思い出す。

入院中は、いろんな方々と知り合えたことを感謝する。でもその当時は、皆が不安でいっぱいの為、いつもお互いを励ましあったことがこんな形での絆になったように思える。

また、私自身の退院日の時、ご主人が奥さんの手術の立会いに来ていたご夫婦にも合い、その当時の話しで盛り上がり、奥さんの眼鏡を作るところなのでと手を取り合って病院の中を歩く姿を見てすばらしい夫婦であると思った。

患者さん、診察して頂く方、レントゲン技師の方、看護師さんの方々のお陰で目の回復状況も良く、感謝している。

いまでも皆さんに合えば笑顔で挨拶をしてくれるし、冗談も言える関係にもなった点で人の和こそが一番だと再認識しています。

「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」の今の心境です。

2013/6/21 金曜日

入院後の後遺症

Filed under: 未分類 — wakayama @ 9:09:57

この頃、血圧が高い点で眼科の先生より内科の受診を進められる。その為、昨日、内科を検診する。

お薬手帳を見て頂き、入院中の点滴と飲み薬が原因であることが分かる。その為、血圧、血糖値、ヘモグロビンなどを検査。

血圧180、血糖値98、ヘモグロビン6.4で血圧だけが異常に高いことが分かる。10日間も点滴をしたことに何らかの説明がなかったのかと質問されるが、質問するまでに至らず、看護師さんも説明がなく、ただただ血圧が高いことばかりを言っていた。

それで血圧を下げる薬を食後に飲むよう指示される。元々、点滴自体は何の効果も出ていないことが自分自身の体が良く分かる為、看護師さんに何度か辞めて頂くようにお願いするが、その回答は、いつも先生が指示していますので駄目です。

だから患者第一主義と掲げている内容に疑問が生じ、先生第一主義であると言ってしまう。患者の立場を理解することよりも先生に指示されたことを優先にした行動に疑問。

内科の先生によれば、点滴、飲み薬などでプレドニンを長期使用した場合、血糖値、ヘモグロビンが上昇し、糖尿と同様な状況になる恐れがある薬であるとのこと。

血圧が高いのみで良かったと胸をなでおろし、それでは食事制限で改善していきましょうと言われる。いかに自分の体が丈夫であったことが証明されたようで親に感謝、感謝の気持ちとなった。

やはり患者に対しての説明が不足しているように思う。患者自身、ワラをも掴む心境で病院に来ている点を分かって欲しい思った。近年、医療ミスによる事故などがあるが、訴訟をしても結局は、敗訴することが多い為、泣き寝入りする方々が多い。

常に患者のことを気遣いの精神ではなく、常にリスク回避の気遣いと自己の正当化を主張することのみを優先にした言動が目立つ。ある方が退院当日の朝、今の医療に「仁」という精神自体を忘れているのか、なくなっていること自体が問題だと言って退院していったことを思い出す。

今、目の前の後遺症に対して努力していくつもりです。また、人生初めての入院の経験から知り得た方々とは、今後、長いお付き合いをしていきたいと思っています。たまにはコメントも入れてください。、

2013/6/20 木曜日

仕事への復帰

Filed under: 未分類 — wakayama @ 7:04:48

退院後、仕事復帰するが、3週間も間のブランクの為、少々、しんどい。

やはり目を使う仕事の為、PCの画面内容についていけず、説明がままならない。自分自身のジレンマに憤りと焦りが出てしまう。少しずつ慣れていくしかないがイライラして周囲の方々にあたり散らすこともあり、自分自身にうんざりする。

そうこうしているうちに退院後の定期診断の為、病院へ行く、視力は退院直後よりだいぶ回復し、診察する方もびっくりしていた。視力検査の私のとなりにS様がいて声をかけられるまで気がつかなかった。元気な様子な為、ひと安心する。

退院後の状況など聞くとイライラなどをし、周囲にあたり散らすことがあるとのことで私自身と同様であることに痛感する。

定期診断が終了後、入院患者の方々を見舞いに5階へY本さん、H森さんが今週末にも退院するとのことで元気であった。

自分自身が目の状況と今後の方向など先生に納得するまで確認するようにとアドバイス、笑顔で「大丈夫」と言われほっとする。

入院中に知り合った方々であるが、その時、その時での不安などを共有したり相談したりした間柄の為、いろんなことが走馬灯のように思い出す。いずれ社会復帰し、頑張っていくことへの心からの応援をしたい。自分を含め。

レントゲン技師より言われたことは、目からの情報量は8割、生活する上で一番に重要である。今後、IPS技術による臨床試験などを経て、何年先かは実用化されると思われるが、今、この時が大事、最後の検査を待つ1F通路内で微笑みながら私に近づく方が、握手を求め、握手しながら「明日という日は、明るい日と書く」と入院中に言ってくれた言葉が忘れませんでした。と一言を頂く。

あの方は、確か内科の手術後、目の手術で入院をされた方で一度、ロビーで会話をした方と気がつく。骨髄の提供もしたという話も聞いている。ロビーでいろいろな病気を乗り越えてきた話しをもの静かな口調で話され、病気が治らない点も聞く、誠実で真面目な方だと感じた。

握手をしながら心から頑張って下さいと何度も言っている自分がいた。

2013/6/17 月曜日

入院2週間目

Filed under: 未分類 — wakayama @ 10:29:12

入院2週間目で部屋の主となり、新しい患者さんが次から次へと白内障、緑内障、様々な手術の為、入院をして来る。

私自身、10日間の点滴の甲斐もなく病状は、変わらずで原因調査の為、水晶体の溶液を注射で採取し、調査待ちとなっていた。

その中で緑内障の為、両目を手術されるWナベさんや元気で若いY本さん、加齢黄斑変性を手術をする上で執刀医を選択し入院したK村さんと同部屋で話しをするようになっていた。Wナベさんは片方の目の手術後の経過が良くなく不安を抱えていたが手術後3日過ぎからぼんやりと見えるようになってからは、 不安もなくなり、次の手術自体に期待をし、元気であった。

元気で若いY本さんは、手術後、眼帯をし、痛、痛しかったが、見える目の方でサッカーのゲームをするなどたくましい面があった。術後の経緯としては、眼圧が安定するまでが重要、その間、安定せず、再手術をすることもあり、白内障と違い2週間程度の入院が必要であった。

でも彼らから教わったことは大きかった。視力が0.01でも眼鏡さえかければ普段の生活はできる。だからこそめげずに頑張ると言っていたことが今までにない勇気という力強いモノを頂いたような気がする。

今、ビタミンB1、B2不足で加齢黄斑変性の患者さんが多いとのこと、その予防の為、スーパナチュラルビタミン&ビタミンを目医者より紹介され飲んでいる87歳のご老人もいた。薬の名前がいまいち信用できない、武田薬品が海外で販売している飲み薬だと言っていた。

白内障以外は、再手術の確立が高く、緑内障で入院する患者さんの多くは、再入院の方々が多い。

私自身が入院したS大学付属病院は、町医者から進められ入院することが多いようだが、執刀医の数や経験面での疑問があった。それに患者に分かるような説明が足りないことと論理武装で身を守ることが多い、

但し、看護師さん、診察員の方、レントゲン技師さんについては、皆、親切で患者へ一生懸命に尽くしてくれる為、心、洗われる。

それに私自身を診察して頂いたN村先生とは当初は、ガチンコしていたが、実直な面と説明もわかり易く、信用ができた。

ここは、患者第一主義を掲げている。。。。。でも患者の不安を解消するような気配りがあったのかは疑問。

入院中に感染症などの原因で点滴する方などもいたり、再手術することもあったりで、やはり自分の身は自分自身が守ることが重要とつくづく感じました。だから病院の薬以外で黒酢のにんにくや免疫効果を上げるサプリメントを常用していました。

今回の入院で目に関する病気内容の手術方法などの勉強をしました。私自身、点眼と点滴のみでの入院がたまたま良かったように思います。

今後、病気の場合、人任せではなく、セカンドオピニオンを含め、自分自身が納得できる病院を選択できるようにならなければいけないと感じました。

2013/6/16 日曜日

入院中の日課

Filed under: 未分類 — wakayama @ 9:41:56

朝6時から目薬の点眼開始、4種類の目薬を5分おきに点眼する。リンデロン、クラピット、ミドリンP、アトロピンの順に点眼。リンデロンは、ステロイドでクラピットは炎症を和らげる目薬、ミドリンP、アドロピンは目の瞳孔を広げる為、点眼するとぼやけるし、天気の良い日は外の景色がまぶしくなる。

殆どの病気の方々に上記の目薬が適用されている。6時、9時、12時、15時、18時、21時の6回の点眼時刻と私の場合、6時、14時、22時の点滴がある。その間に朝食、昼食、夕食と朝の9時半頃までが先生による目の検査で退院できるかがここで決まる。

さらに目の視力と眼底検査、レントゲン撮影などが14時以降にある。私みたいに目の視力が極端に下がった人間は、視力検査が屈辱的な時間である。
しかし、後で1Fの視力検査をするS様より聞いた話しによると検査する方も患者の病気を知っている為に気の毒になることがあるが、その人の為に的確に対応しなければいけない点もありますと言われ、自分自身の患者としての目線のみでの判断であることを反省する。

私自身、病院に入院するのも初めてであった為に同部屋の方々へどう挨拶すればと戸惑いながらも挨拶をする。白内障で入院する方は、1泊2日程度、その他の病気でも1〜2週間程度で部屋の回転率が良い。

同部屋でH.S様、K.N様とは、部屋以外でもロビーなどで会話をする為、気さくに話しやすかった。訳け合ってロービで話す理由があった。

それは、同部屋の患者の見舞いの点で問題があった。病室で見舞いができる時間は20時までであるが、毎日のように82才のN様の娘が、見舞いに来ては昼時間に話すように大きな声で会話をするので聞きたくなくても聞こえる。寝れない。当初はH.S様が毎日見舞いに来る娘を見て親孝行だと関心したようだが、今は邪魔と感じ、同部屋の誰かが注意をしてくれることを期待しているが、誰もが出来ず、娘が帰るまでロビーで待機していることが実情である。

それにNさんは、目の手術でガスを注入した為にガス抜きをする上でうつぶせで寝ることを強要されていることで変な残像を見たりして深夜2時に「どちら様ですか」と言い、部屋の電気をつけることがあった。
その娘が昼に看護師さんに言っていたことを思い出す。それは、おかっぱ頭の女の子を見たんですよお父さんが、。。。。。を思い出し、本人に朝食時、深夜の訪問者の件を確認したら、別部屋のおじいさんであったと話したりで幻想なのかが不思議。

あらゆることがおき、点滴が22時開始、終了するのが早ければ23時、遅ければ26時頃に終わる為、寝不足で血圧も上昇。    
それに点滴後の病気も小康状態で改善目処が見えない。あせりと不安も上昇、同部屋のK.N様も術後の経過も良くなくお互いに不安で相談しながら最終的には、自分の身は、自分で守ることが結論、自分の体は、自分がよく分かるでお互いに納得する。

そうこうしている内にH.N様が退院し、退院後の初回通院時、病室に顔を出し、社会復帰後の話で元気を頂きながらも自分はいつ頃になるかが不安、同部屋では、K.N様、N様を筆頭に段々、部屋の主になることへの複雑な心境。

とうとう私が入院して1週間後、K.N様が退院、次にN様が、最後にN様へ掛けた言葉が「幽霊も一緒に持っていってください」と言ったら聞いているかが分からなかったが元気に手を振りながら笑みを浮かべていた。

退院する方々一人ひとりよりいろんな事を学んだり、元気を頂いたり、すべての人が決して良い状態での退院ではない点で不安と動揺が交差しながらも前向きな気持ちで退院していく。

自分の体は自分が良く知るからこそ自分を信じ、守ると言ったK.Nさん、片目で見えるからまだ良い方だと言うN雲さん。犬の散歩ができると喜ぶK山さん、手術後、ミスであったことを気がつき、執刀医に再度、再手術されたSさん、退院当日の朝、再手術された方、いろんな患者さんを知った。

いずれ皆が退院したら何処かに集まり、会合をすることを約束する。お互いが不安を抱えながらも相互に励ましあったり、常に相手の目線で物事を考え、一喜一憂、失明するという恐怖、どん底を経験し、今日より明日、常に希望を持つことが人生の中で一番大事であることと「神は乗り越えられない試練は与えない」を常に忘れずにいたいと思った。

とうとう入院して2週目となり、私が部屋の主、その後の退院まで経緯を紹介していきます。

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