マナーについて
ちょうど1年前、朝のジョギング中、歩道でタバコを吸いながら歩く人を見て、小生、同じタバコを吸う立場ながらも折角、新鮮な空気を吸いたいと思うのに、歩いた分の周囲が汚れる為、他の人に迷惑ではないかと思い、それ以来、歩きながらタバコを吸うのだけは止めている。
本日も若い男の人が電車の優先席に座っていながら子供をおぶった女性や老人が目の前にしても席を譲ることなく、平気で座っている。
朝のニュースでも入試問題を携帯電話で外へ流し、回答を待っている学生がいたという内容を聞くにつれ、便利だからとか、座れるからと、その周囲の状況を察することなく自分のみの環境・立場のみを優先する人が多いと感じる。
入試の件は論外であるが、教室に携帯電話を持ち込むこと自体が問題だと思っていた。
そんな中、携帯で出席を取るなどの事例紹介の内容もあったが、小生自身として以前より反対の気持ちであった。
なぜならば携帯電話で出席を取るとなれば、教室におおでを振っての状況で携帯電話を持ち込みことになる。授業中、学生自身が携帯電話を触っていても文句を言えない。
良く聞き話では、授業中、堂々とメールをしている学生がいると聞く、学生自身のマナーの問題だと言っては改善にはならない。それよりも教室に携帯電話が必要かと聞きたい。
必要なければ教室には持っていけないルール(制約)を作ることが求められる。
それまで規制したルールを作る必要性があるかと聞かれるが、今の時代だからこそ、ある特定の制約・規制を設ける必要性があると思います。
規制、制約があってこそ周囲(人)の状況を察し、環境を理解し、マナーに対しての自覚をするはず。
今の若い人達にとっては、いつも誰かと繋がっていたいからメール、携帯電話を利用するとの回答が多いそうですが、教室では、教員からの授業を受けることで自分自身の知識を磨く場、その知識を社会の環境、人と接し、照らし合わせ、順応(行動)することで知恵となると思っています。
その為にも試験に限らず、授業においも携帯電話を持ち込みをせず、集中した環境で多くの知識を習得できる環境を与えるべきと思います。