学生証をICカードにする
今までの大学では、学生証をICカード化にする理由としては、施錠管理から図書館までの一連の管理をする上で必要と判断し、導入をしています。
今更、バーコードや磁気カードでの運用では、バーコードの場合、複製ができる点や磁気カードの場合、学生が学生証をポケットにしまい込み、変形してしまい、読み取りできない、摩耗しやすい点を含め、耐久性の問題もあり、ICカード化は、当然だと思います。
施錠管理や図書館管理の場合、入室、退出だけで十分ですが、出席管理の場合、入室、退出だけでは受講取止めや履修変更など学生の意思に委ねる点をどのように管理できるかがポイントになります。
利用頻度は少ないですが、スマホとビーコンの組み合わせによる出席管理も社内で検討をしました。
確かにSIMを使った点は、単純なスマホで出欠席よりは、通信料金のコスト面、位置情報を管理する上でのセキュリティー、正確性の面では非常に良いと思います。
しかし、学生証をICカード化する理由は当然ですが単純な入室、退出だけでの出席管理では今までと同様です。上記の受講取止めや履修変更を含め、実運用面を理解し、機能する事が本来の出席管理として望ましいと判断します。
施錠管理や図書館管理のように入退室だけではない事は事実です。