今朝、インターネットで偶然に大学の教員様の出席管理についての導入後における意見や他大学様での実例などの評価などを見まして誤解、勘違いをされている面で私自身の意見を述べさせて頂きたいと思います。
巷では出席管理=学生の出欠を管理する目的のみで導入している事自体から問題と思います。学生が不正(代返)するの悪い、代返を防ぐ方法は何かではなく、学生自身が率先して受けたい授業にする為に教員の授業分析・評価・支援、改善をすべき、図れる事が重要な点ではないかと思います。
その為に出席=管理ではなく、出席=学生・教員相互の日々における授業分析・支援ができるようなシステムが望まれると思います。代返できる人=友人がいる。相談できる点で心配はないのですが、反って何も言わず、急に授業に出てこなくなる学生の方が傾向的には多く、やっかいではないかと思います。
それらの兆候には個人的な教員への感情的な面と授業自体についていけない学生などの恒常的(慢性的)な欠席があり、それらをどのように早期で発見するかが大事ではないかと思います。
単に出席=管理ではなく、出席と理解度の併用で分析、又は他授業での出席と理解度における相関で判断をすることで、より的確な学習支援の改善提供を図ることが望ましいのではないかと思います。
以上の観点での出席=管理ではなく、学生・教員相互における授業支援の提供が図れるシステムが現在の大学としての環境においては、もっとも重要な要素であると思います。
私自身、常日頃に感じるものは、大学を卒業し、入社してくる人間で同期の友人を持てる人、相談できる人と友人の持てない、相談できない人では、後者の方が何も言わずに自分自身の判断のみで辞めると判断をした場合、その時点では手遅れとなる確立の方が多いです。
そのような点で日頃の兆候をどう判断、分析できるかが会社も大学も同様ではないかと思います。年齢的には大人です。子供ではないので結果に対しての支援では改善になりません。
先日、リクルートの調査で人気度の高い大学として学生・保護者の意見として大学に求められている点としては、面倒見の良い大学が人気度の3位になっているようです。
以上の点で現在、大学に導入されている出席管理ではやはり誤解、勘違いされる点が多々あるように思われます。今後、導入を計画している大学へのアドバイスとしまして出席=管理=目的での導入では何もメリットが出せない事と導入する目的としては、出席管理はもちろんですが、やはり学生支援、授業支援、教員授業評価支援までを踏まえた形での提供ができることを前提に導入をして頂ければ大きなメリットを出せると思います。
私自身、今までに出席=管理を導入しています大学様へ訪問し、導入後における不満や、要望を聞き、その中で、今後、導入するであろう大学様に参考になればと思い、あえて投稿させて頂きました。