まじめな話
今日もいつも通り、早朝より昨晩に来たメールのチェックと返信後、時間が空いたのでインターネットで「出席管理の運用状況」とWeb検索で調査をして見る。
その中の内容を見ると殆どの大学様でICカード、携帯電話、個人認証など話題性のある内容のハードウェアー主体による選定条件が大きな要素のように感じる。
出欠を取る入力部分も重要な要素と思うが、手段にすぎず、どれも運用に対して踏み込んだ内容のものでなかった点と私自身が経験する限り、実運用に耐えれないものであった事と、やはりまだまだ未成熟な状況にあると感じた。
出欠を取る為に教員が授業を選択するなどもってのほか、その為に選択する授業が間違っていたならばどう対応するのか、教員がいちいち自分の授業を選択する仕組では全学での運用に耐えれない。
まして教員の中でもPCの理解度レベルの問題、全桁表示しなければわからない授業名など数多くある中で間違いなく選択することはあり得ない話。
性善説を取るか、性悪説を取るかの観点でシステムの対応方法は違う。
長らくこのシステムに携わる人間として間違いは絶対にある。
その間違った誤操作へのリカバリー機能があることこそが重要で運用において正確・安心・信頼されるシステムになるはずである。もっとシステムを重視し、対応することが求められると思った。
現在のソフトウェアー業界の経緯を見れば分かると思いますが、ハードウェアー中心のソリューションからソフトウェアー中心のソリューションへシフトしている現状。
その代表的な例としてはIBM〜マイクロソフトの時代となり、あの有名なウインテル連合がこの業界を一時期ではあるが独占した例もある。
つまり、ICカードリーダ、携帯電話、PDA、PCのあるゆる入力端末機器がここ数年の中でムーアの法則以上に進化し続けている以上、端末機器に依存したソフトウェアーではなく、ソフトウェアーが端末機器に影響を与える時代になっていることを再認識をして欲しいと願ってやまない。
マイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツが「形あるものはいずれは壊れるが、形のないものは壊れることなく、常に進化し続けることができる」言った言葉を思い出す。
常にシステムの入替時に問題となる点は、システムは何年もの歳月の中での積み重ねてきた点でハードウェアーのように壊れたらすぐ買い換えることができる点と大きな相違があることをご理解して頂きたいと思ってブログに投稿しました。