システムのコンセプトを理解することが必要と感じる
昨日、社内で社員の方々の会話を聞き、その場しのぎで対応をしようとしている状況を見て、私自身が常日頃によく言っていることで、まずは、システムのコンセプトを理解することが始まりで重要と言っているが。。。。。。。。。
やはりまだ理解されていないことは、私自身の理解させる為の説明が不十分と感じる。
それとも自分自身が苦境に立って初めて理解できるものなのかとも思う。
昨日、ホームページの中に遊びのつもりで「上善、水の如し」と表現を掲示した。今までのシステム設計をしてきた経験から言ってこの言葉に尽きると感じている。
水はせき止めるとにごり、よどんでしまう、無理してせき止めることなく自然の流れに逆らうことなく流れを受け止め、そのままの情報を引き出すこと、つまり、システムのコンセプトを理解することが流れを知ることでもっとも大事。
SEやPG開発者がコンセプトを理解せず、流れをせき止めるから殆どのソリューションで失敗する共通した内容である。
お客様の実運用の流れを理解すること、そこからお客様のデータ分析をすれば、殆どがわかる。
データありき、お客様でのデータは嘘をつかない。今まで私自身がソリューションで失敗しなかったことは、データありき、現場ありきをもっとうにしたお陰と思っている。
今は、やたらとSEという言葉を軽々しく言っている人がいるが、本当のSEとしての立場で物事を見れる人がいないことも事実である。そんな事も知らずに軽々しく言っている人間が、障害や問題が発生すると他人ごとに言って責任転換する実態を数多く見て来ている。
自分自身のコンセプトもない方々が多い世の中、それこそ「上善、見ずの如し」と誤解した内容で理解しているからかも知れないとつくづく感じる。今度、そんな方々に言って見たいものと思う。
ところで社内の方々には、昨日の出来事を見たので黙っていれず、今朝程、解決する方法論をアドバイスする為に資料を作成し、送付し、説明をしました。(もう少し、へそ曲がりの私ほどにとは言いませんが、先を読み、工夫することが足りないように感じます)