昨日、お客様へ訪問した際にいろいろなお話を頂いた中で他大学様からの相談で出欠管理を導入後、運用形態に合わず困っているお客様が多いとの話が特に気になっている。
なぜかと言えば私自身も8年前に単純な入退出管理ではないかと思い、現場の状況をよく理解せず、部下の言われるままに受託したが、そのプロジェクトが一向に終了せず、確認をすれば、「もう少しです。もう少々お待ちください」との回答で遥か遠方にいる私自身の別プロジェクトへの要員シフトが来ないままで不安の毎日の中、たった二人きりで日夜、休日返上で終了を迎え、本社へ帰省し、その大学様の状況を把握する上で訪問したことを思い出す。
いろいろな状況を把握する上でその担当者に確認をするものの非定型的な運用要素がある点でお客様での運用改善をしなければ解決できませんとの報告を受けながら試行錯誤を繰り返し、実態が見えればお客様での運用だけでの問題ではなく、弊社の責任もあると判断をし、仕切り直す必要性があった点でお客様へ実態を説明し、弊社として責任ある行動をすること、すべて無償にて対応しなければいけない決断が求められた。
その決断をする上で金融関係の方々には、理想を語っても会社の存続を重視するべきことと言われたり、取引会社の方々からは、社員の方々の将来を考えるべきと進言されたりしましたが、今の現状を打開しなければ、会社としての信用失墜すること自体、将来がないとの結論で約1年半の間、私自身を含め、50人ぐらいの人数ですべて無償で現状調査及びプログラムの改修の茨の道であった。(お客様との溝、冷たい視線、不協和音)
その間の中で社員の退職や資金繰りなど非常に厳しい状況で今もその影響などがあるが残ってくれた社員の方々が居たからこそ、今があると感謝している。
ただ、その中から得たものとして大学としての非定型的な運用形態や、別業種と違い、運用方法などの統一化はできない点など数多くの事を知り得ることができた。
そして一番に重要なこととしてソリュションベンダーとして最後まで責任を持って対応をしたことへの自信とそのお客様からの次期バージョンとして学生分析・支援機能への開発として3年間に渡る受託を受けたことであった。
何事もお客様だけの責任転嫁することなく、後ろ指を刺されずに前向きに取り組むことで何らかの方向性が見えてくる。
しかし、現実は厳しいとつくづく思う。あるコマシャルで「なげたらアカン」とあった事を思いだすが。。。。
昨日のフジテレビで西宮冷蔵の狂牛病による偽造への「告発」の結果を放映していたが、同様な状況にあると共感している。
でもその行動を理解、賛同してくれる人はいるはずと思う気持ちが支えである。
失敗したということは結果は、それ自体を否定すること、なげ出すことで、私自身には失敗する言葉は存在しません。
なぜならば石の上にも3年ですが、バカでも、約7年間の積み重ねがあればできると思っています。
是非に、出欠管理で困っているお客様があったらご相談をして下さい。弊社として出欠サービスをさせて頂き、より良い出席管理システムのご提供をお約束します。
さらに導入して頂いたお客様より、私自身から聞くより、大学名や担当者名を名指しで良いから紹介しておいていいですよと心温まるお言葉も頂戴しております。