初心忘れるべからず
勤労感謝の日、会社の電話が鳴り、休みと思いつつも電話を受け取るとある大学の前学長からSCLシステムを是非に紹介したいお客様がいるのでパンフレットを早急に送って欲しいとの内容の電話であった。わざわざ電話で知れせて頂いたこともあり、折角のお話しなので内容も確認したく、その大学様へ24日に持参しますと答えた。
早速、連休後の24日に訪問し、内容を確認したら、その大学様でSCLシステムを導入し、学生への日々の早期の支援も出来、導入前の時とは比べようのない良い評価を保護者、卒業生、近隣の方々より頂いている為、別のお客様にも是非に同様のシステムを紹介する予定ですとのお話を聞く。
私自身、非常に嬉しかったものの、その方にシステムが良かったのではなく、それを率先し、実現したお客の賜物ではないかと話しをしながら感謝する思いでした。
そこでお約束のパンフレットを提示しましたが、パンフレット内容に少々、不満足そうな気持ちを察し、聞いてみれば
その方がSCLシステムの画面のハードコピーに独自で運用されている機能を説明書きした資料を提示、このような内容のモノを欲しかったのですがと言われ、よく見てみれば、学生への支援をしてきた経緯のノウハウが書かれていました。
それは見栄えなどに拘らず、今までに学生へ支援をする為の現実的な内容でした。目を通す間、SCLシステムを導入する前の学内外の評価や学生への支援に苦労された話などを聞きながら是非に社員全員へ聞かせたいと思う気持ちでした。
やはり、運用しているお客様自身が私共よりも画面一つひとつの機能に対して参考例など交えて話される点、かなりの説得力があるものだと実感しました。
そのお客様から頂いた資料を見ながらSCLシステムを開発した当初の気持ち、原点回帰しなければならないと私自身、痛感しました。
SCLシステムが認知されていなかった当初の気持ちを思い出しながら常に初心忘れるべからずの気持ちが一番に大事なことと思い知った一日でした。