今の世の中
今の世の中、いろいろなことがおきる。賞味期限改竄、産地偽装、事故米の不正販売、そして昨日のリーマンブラザーズの倒産、すべてに共通する点としては一時の儲けに走った為にツケが回り、結局は世の中へ多大な迷惑と影響を与えかねない事を知りつつ、「ばれなければ」、「誰かが尻拭い」するだろうと手を染めてしまう。
経営者の品格もあるが、株主への絶対的な利益還元を優遇することへの拘りが今の世の中の風潮、そのお蔭で働く従業員の給料が上がるわけでなく、ますます仕事は増えるものの厳しい経済環境にある。
コンプラアンス・エビデンスなどアメリカからの影響を受け、いろいろな会社で取り得ては消化不良となって会社組組織自体もおかしくなっていて誰もが責任を取る言動・行動を避けて、コンプライアンスに則って対応しますの一言。
経営者もサラリーマン化して自分の代に何もなければセーフ=ラッキーで、そのツケを取ることがブタを掴む=アンラッキーのような無責任な考えでいる経営者もいる。
コンプライアンス不況と言われる所以としては従来の日本的商慣習の中では口頭ですべてまかり通ったことがエビデンスに則りとかで根拠あるものを求めることによりビジネスがうまく潤滑しない。
以前に読んだ本で資本主義の限界にきていてポスト資本主義へ転換する必要性があると言っていたが、そんな難しいものでなく、本来の日本的商慣習でビジネスを進めるべきではないかと思う。
但し、その為にはお互いに言動・行動に責任を持って協力し合う事の方がより良い環境を構築できるし、絆も生まれると信じている。
その為には自らが日本の商慣習を実践して行くことに尽きる。
今こそ、私と一緒に高倉健の義理人情の世界へいかがでしょうか。
熱い気持ちを分かち合って昭和の高度成長を目指しましょう。