2011/7/28 木曜日

従来型「出席管理機能」からの発想の転換

Filed under: 未分類 — wakayama @ 17:37:39

出席管理機能としては、どのような授業形態でも柔軟に対応でき、且つその授業における学生の出欠情報が正確でなければならない点は当然のことですが、授業をベースにした出席簿の為、授業予定情報としていつ(曜日・時限)、どこで(教室)、誰が(教員)、何を(授業)などの事前情報がなければなりません。

さらに近年の傾向としては、学生の履修変更も多く、(未履修受講〜履修登録後、受講を取り止め、別授業で履修登録〜受講)途中経緯の把握ができません。

今までの「出籍管理機能」としては、授業予定情報と学生個々の履修データが揃って出席簿として確定できる典型的な内容でした。

殆どの業者が授業を視点とした出席簿情報のみであってそれ以上に情報を駆使し、改善をすることなく導入をしてきました。弊社も同様でした。(教育ITソリューションの見学をする限り、まだ気がついていないのが現状です。)

今後、GPAを採用する大学様においては、学生の履修変更の頻度も多くなり、ますます処理の煩雑さが増す一方で授業という縛りだけでの情報では、学生の受講経緯・経過の状況は確認できない恐れがあります。

また、新年度の授業開始時期の限られた中で授業をする教室の割り振りなどのスケジュールも煩雑に変更も多いです。

さらにここに来て、文科省からの通達による学生への出席簿の公開に関しても公平、且つ迅速に開示するよう求めている状況にあります。

上記の点から従来の「出席管理機能」=授業という発想自体の考え方を別の視点から置き換え、発想自体を根本から見直す必要性があると判断し、取り組みましたが従来の考え方に固執するあまり発想の転換するまでに幾多の試練と困難に追い込まれながらもあきらめず、めげずの繰り返しながらも、ようやく完成に漕ぎ着けました。

完成をしたら、思いがけない副産物的な情報も網羅され、より分かりやすく、教員・学生・運用管理者の方々がいつでも・誰でも「見れる化」〜「見やすい化」への実現が可能となりました。(授業が未確定ても、誰が「教員」、どこで「教室」の情報のみで可能)

やはりあきらめずにひたすら取り組んできたことが良かったと思います。

なでしこJAPANのようにひたむきにあきらめず努力してきたことが栄えある栄冠を勝ち取れるものと自分に言い聞かせながら、自己満足ですが。。。。これからあるゆるお客様へお役立ちができるのではと思い、多くのお客様へその成果物をパンフレットにし、送付させて頂きました。

是非に、ご連絡を頂きたいと期待をしながらお待ち申し上げている状況です。

追記:

パンフレットの裏表紙には、私自身の実家が津波で流された跡地と跡地に3時28分を指した時計だけが残っていました写真を貼らせて頂きました。今後、震災に負けず「がんぱっぺぇ日本」を心に抱きながらひたむきに努力して行きたいと思います。

次のページ »

HTML convert time: 1.449 sec. Powered by WordPress ME

Bad Behavior has blocked 30 access attempts in the last 7 days.