森を見て木を見ず、木を見て森を見ず
今月の中旬頃からようやく落ち着きが感じられるようになってきました。
昨年の末頃から今月中旬までお盆とお正月がいっきに来たような仕事に追われる日々でした。
その中でも心を忙くするような事はせず、ひとつ一つを大事にこなした様に感じます。その甲斐あって、お客様からの信頼を得ることが多かったように思います。
しかし、私共の関係した同様の業種の中には、お客様からの信頼を失ったばかりではなく、私共にも多大な影響を与え、見ぬふりで仕様になかったなどの一点張りの業者もいました。
その影響ですべてを作り直す羽目となったこともあります。未だ進行形ですが、弊社、担当者の素直な性格を利用するような事は許せないと私自身が全面に立って対応中ですが、今は、お客様からも協力を頂き、目処も立っています。
そのお客様では、大メーカだから安心だと思っていた事が崩れ、今後ともその大メーカとお客様との溝は到底、埋まらないだろうと思っています。
いまさらながらもメーカだから大丈夫という言葉は通用しない業種であり、担当する人でシステムの良し、悪しが決まる業界であることは事実です。
その部分、部分のみしか見れない人、システム全体を見れるが、部分、部分に欠ける人、様々な人間模様があります。
でも、今の時代、バランス感覚を持って対応する人や、相手の立場に立って物事を見る、思いやる気持ちが少なくなっているように感じます。
犯人探しだけが先行し、誰かを悪者にして何も解決策がない世知辛い世の中の風潮に疑問を呈したいと思うのは間違いなのでしょうか。
実直で、素直で、正直で、人一倍頑張り、それでいて謙虚、今は珍しいくらいの人間が私共の会社にいます。
そんな人間を守りたいと思う私自身の気持ちです。
但し、唯一の欠点は、食事をご馳走するというと此処とばかりに人の懐を考えず、食欲旺盛になる事だけです。