東日本震災の被害者について
今日、ロシア人のAliciaFordというユーチューブを見て3.11の東日本大震災の外国人被災者４１人の中にテイラーアンダーソンという英語教師の方がいた事を知る。
私自身の誕生日である３.11が母親の命日であると言っていたが、はるばるアメリカから英語教師として石巻市に着任し、震災時、教え子を親元に送り届け、自宅へ自転車で帰る道中、震災に遭われ亡くなった事を初めて知りました。
震災後、アメリカのご両親が日本に来て、本棚を作った欲しいとの願いで作った本棚が今でも石巻としてテイラー文庫本として飾られ、石巻で語りつがれ、ご両親も震災以来、毎年欠かさず、石巻へ来ているそうです。
私の田舎で言い伝えられた『命てんでこ』や『目は臆病、手は鬼』の当時を思い出しながら１０年の歳月、人それぞれの心境と人間の逞しさ、人間愛を感じながらコロナ以後の現在の目の前のマスメディアのあり方、風潮にうんざりしながら『負けたらアカン』と震災で亡くなるまで必死に石巻住民の為に防災アナウンスした石巻の女性の為に、人の和、思いやりを込めて言い続けたいと思いました。