2012/1/19 木曜日

昨日の話題

Filed under: 未分類 — wakayama @ 11:08:32

昨日、ある教授の記事の中で大学として出席管理をすること自体が無意味であるとの内容であった。

それは、いくら出席管理を厳格に管理しても授業中に居眠りしたり、出席すること自体を目的とし、授業を聞かない学生がいるとのことで無理に学生へ出席管理を強要することが無意味であるとの理由であった。

この記事を見て、まだ旧態依然の考え方をしてる方がいる点で平和な日本であると感じた。

昭和の時代は、企業への貢献度がなくても右肩上がりで成長していた点で貢献度がなくともそれなりに会社としては機能をしてきたが、今の時代、企業として余裕がない点で余剰人員を削減するばかりで価値観=成果主義の徹するばかりである。

人財ではなく、人材の今の世の中で社会に巣立つ前の学生に対して大学としての教育がそんな捉え方をしていいのだろうかと疑問に思う。優秀な人間をだけを選んで社会に輩出できる訳がないはず、それよりも学生自身の資質に応じたクラス分けなどし、教育の工夫をすべきではないかと思う。

企業で求めている人財は、成績が良く周囲の状況だけ伺って行動しない人間よりも、何事に対しても率先して行動しようとする人こそが必要であり、求めている人財ではないかと思う。

居眠りをしたら叱る、授業中に騒いだりしたら叱るとうい行為がなかったことと何で居眠りするのか、何で騒いだりするのかを疑問に思ってその学生を観察することも必要ではないかと思えるがおそらく単純に駄目な人間だと決め付ける世の中だからこそ、おかしいと思える。

それよりも、自分の授業以外ではどんな行動をしているのかを興味を持って観察することも必要ではないか思う。

人は生まれながらすべてにおいて駄目な人間はいない、十人十色でいろいろな個性、特技、趣味があるはず、それを伸ばしてこそ先生(先に生まれると書いて先生)である。

保護者ばかりを気にして「触らぬ神に祟りなし」で要領良く、何事もなく済ませるような教育現場では、人財ではなく、人材だけを無難に輩出してきたように思えてならない。

もう少し、何事も平均的な人間よりも、これだけは誰よりも負けないという個性ある人間を育成して欲しいもの思う。

コメント (0) »

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS

コメントをどうぞ

HTML convert time: 1.320 sec. Powered by WordPress ME

Bad Behavior has blocked 30 access attempts in the last 7 days.