2013/1/11 金曜日

システム開発のあり方

Filed under: 未分類 — wakayama @ 11:53:30

新年早々に特許庁でのシステム開発が失敗という記事を見る。50億もの投資をしたものの現状のシステムへ機能を追加しながら拡張をしていった結果、運用に耐え難いシステムとなってしまった。との内容、現状のシステムに付け足ししながらの点が問題、全面的に構築をし直せば問題なかったのではとの評価であった。。。。。

この記事を書いた人には責任がない点で後で何とでも言える評論家的観点である。この記事を見てお客様でのリスク、業者側でのリスクを考えれば当然と言っていいように現在の機能に付加していった方が良いとの結論からスタートしたように思える。

それは、それでスタート時点での判断は問題ないと思う。その後での作業進捗管理方法と常にお客様での要望をどんな形で汲み上げていったのかが分からないが、そのプロセスによる問題と思える。

現在、業界的にもSEという存在が希少、物事を自分自身の観点を見ることへの拘りがない人材が多く、業界的に派遣業務に従事する。言われたのでそのようにしましたの時代、SEが育つ上での環境がよくないと思えて以前よりそのビジネスに違和感を感じていた。

上記の点は、何処のシステム開発をする上でも今後、増えていく傾向にあると感じます。それを防ぐ為には、やはり人材の材料ではなく人財となる存在になり得る開発リーダの登用こそが必要と思えます。

昨日、お客様に呼ばれ岐阜に行って来ましたが、上記と同様の話しを頂戴しました。

大企業に依頼したらリスクをとって頂けると思ったら、リスク回避ばかりで逃げ足も速く、残された内容は仕様書と議事録の山、金食い虫と言われながらもプロジェクト達成するまでの辛抱と思い、我慢される方々が多いことも実情です。

そんな時には、気軽に声をかけて頂ければと思います、お役に立つかは、分かりませんが人と変わった目線での物事の見方と少々、口が悪い点を除けば普通の人間です。

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