新年度の運用状況について
先週、運用管理者として初めての新年度運用を迎えたお客様の運用状況確認に訪問する。
前担当者より引継ぎ時に新年度は、教員の授業変更や未履修受講の運用などの点で問い合わせが慌しい旨の話しを頂いていたわりには、なんら問い合わせもなく、極めてのどかな運用に終始しましたとの内容の話しであった。
あえて運用問題として挙げるならば教員がモバイルタイプのICカードリーダで出欠席を取る時間帯の間違いで時限が取れなかったくらいですとの内容であった為にそれらの対応方法として教室時限別出席簿からの説明をする。
上記のお客様以外でも新機能を導入し、運用されている他大学様の運用状況を確認しましたが、以前と比べられない、比較にならないくらいに問い合わせなど皆無であったとの内容の話しを頂きました。
お客様より上記のお話を頂く度ごとに導入した甲斐があったと感じることと、感謝の気持ちで一杯になります。
開発当初は、お客様の運用に対しての問題だと決めつけていた分、開発範囲も限定しがちでしたが、ある時点を境にこの機能も必要とばかりに拡張し、最後には、望んでいた機能以上の内容になってしまい開発者からは、ブーイングだけならまだ良いほうで、リタイヤする開発者もいました。
私自身の拘りが災いしたようにも思えます。HPでいくら説明しても分かって貰える部分はごく一部にすぎません。
しかし、今までに数多くのお客様の運用実態を知れば、知るほどに運用に関する弊害の多さでシステムと合わず、苦労されていることが今のお客様の実態です。