2007/3/11 日曜日

あの感動をもう一度

Filed under: 未分類 — wakayama @ 9:42:46

私があらゆる逆境に遭遇する度に「陽がまた昇る」のストーリを思い出しては勇気を頂きました。

企業として傾き掛け、リストラを断行しなければいけない崖ぷっちのビクターが社運を掛けVHS仕様で業界統一を目指す中、それを阻止するがごとく対抗馬として技術面では先行するソニーのベータ仕様への飽くなき挑戦をする人間模様を描いたドラマです。

そのドラマで印象に残ったことと言えば緒方直人が自分の本位ではなく会社の事情で開発から営業に配属され、お客様回りをする中で今までのお客様から得た要望などを開発スタッフに進言するシーンのところと渡辺謙がVHS開発自体を推し進める西田敏行に、はじめは反対の姿勢を取っていたが、後半の場面で手の打ちようがすべてなくなり呆然とたたずんでいる西田敏行に「最後まであきらめないで下さい。まだ方法はあります。さぁ〜、いきましょう。今ならまだ間に合います。」と朝一番でお会いして松下幸之助に直接、商品の直訴したい為に

一路、大阪へ深夜、二人で車に乗り、出かけるシーンとその車中での二人の会話が仕事を支えてくれる家族の話などをしみじみと語り合い、家族としての絆というものが出ていて実に感動をしました。

あの渡辺謙がドラマの役柄としては経理マンとして実に良く、西田敏行の開発部長としての役柄と相反する面がこのドラマでのストーリを極めているようで今もそのシーンが蘇ります。

見ていない方には、是非にお勧めしたいドラマです。渡辺謙と言えば今は世界的に有名な俳優ですが、このドラマでの中で、深夜の暗い社内にて一人お茶を入れるシーンなどが役柄に徹していて素晴らしいと俳優だなぁ〜と思います。

このドラマの中で希望を持ち続ける事、常に挑戦し続ける勇気とお客様からの要望を商品に反映する事の大事さを再認識をし、私自身も希望をもち続けSCLシステムを開発をして参りました。

当初の段階で私がシステムを見た時は単にお客様から言われた機能を追加しただけで愕然とし、どん底からスタートでしたが諦めず一つ一つ丹念に仕様を固め、お客様からの要望と意見を整理し、運用側の立場に立って協力して頂けるお客にも恵まれ、今のシステムにおける軸になりました事、感謝しています。

そのような背景の為に今後もその精神でがんばります。

長文となりましたが、このドラマから頂いた感動、勇気、希望を今度はビクター様へ恩返しをしたい今の心境です。

社員の一致団結であのドラマのようにあの感動をもう一度、「陽はまた昇る」を実現してください。

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