2016/4/12 火曜日

歴史認識がおぼろ

Filed under: 未分類 — wakayama @ 8:47:52

NHKの大河ドラマの真田丸の中で演じている直江兼次と以前に放映した天地人の直江兼次のイメージの違いにギャップを感じる。

謙信公の義を重んじ、すべては義を優先に物事を進めた景勝、兼次のイメージがことごとく崩壊してしまう恐れを感じ、自分自身の歴史認識を検証すべく再度、調査をしてみました。

兼次の生い立ちから直江家に婿養子になった経緯などを調べる中で兼次が謙信を毒殺した記述を見て愕然としました。

もともと景勝自身、目立たない存在であった事は事実、謙信自身も後継者と景勝をいつ認めたのかが私自身も不思議であり、疑問であった。

その記述の中でなぜ、燃料係担当の兼次が上杉の重臣である直江家に婿養子になれたのか、それは、幼少の頃から景勝と兼次のいい仲に理由があった。

良い仲、信長の蘭丸の関係、この頃から兼次が景勝を思いのままコントロールすることができた為、すべて兼次が仕組んだストーリーのまま操られた景勝が
直江家に婿養子として兼次を勧め、さらに毒殺→脳梗塞後、謙信の死に際には兼次と妻の二人しかいなかった点で謙信が枕元で跡目は景勝とうなずいたと言うストーリーが出来上がったと書いてあった。ここで脳梗塞のなった原因の毒が何だろうと疑問が生まれる。

それにしても歴史は勝者が作り上げるものだと感じながらも歴史認識がおぼろとなってしまうことと昨晩、ある方から言われた事を思い出しながら自分自身の人生観の軽薄さを感じてしまう。

それは、相手に良かれと思う事を率先し、対応しても受け取る方が義を感じるか、感じないかは、その人次第、今の世の中、義を感じ、義に尽くす人が少なくなっている点で率先して行動を起こすより、困ったと言われてから行動した方が、より、ありがたみを感じてもらえると思いますと言われたことが脳裏に焼き付いている。

今の時代、相手を思いやり、義を尽くすなど青臭い考えなのか、シーラカンスみたいな化石のような私の考え方自体が通用しない世知辛い世の中になったものだとつくづく感じます。

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