iPhoneのヒットの背景にあたり
先日、I-Phoneを手にいれる為に発売の3日前より店頭に並ぶ光景などをテレビで見て、何でそこまでしてと思いながらも生みの親でもあるステーブン・ジョブ氏に思いを馳せました。
アップルの創業者であり、同年代にはマイクロソフトのビル・ゲイツ氏、さらに私がいる。生まれた星座も同じ、でもちょっとした何かが違うと思いながらステーブン・ジョブ氏を語る本を購読する。
カリスマ性、変人、壊しや、異端児、教祖など様々なイメージがあるが本質はなんだろうと興味を持つ。読んでいくうちにアメリカ版の織田信長に近い存在と感じる。
何事にも妥協せず、拘りが半端じゃなく自分の思ったことは周囲の目も気にせず、曲げずに通す性格が他の人達から見れば時には傲慢で我侭なイメージに見える。
しかし彼がひとたびのプレゼンで7万人ものの聴衆者を魅了させ、信者を作る教祖的存在である。プレゼンを実施する前の原稿などなく、その場その場の場の雰囲気でイメージを作り、語ることができる先天的な才能の持ち主で彼が自信を持って市場に出せば必ずといってヒットするが、継続性はない。
ビル・ゲイツ氏はビジネスとしての枠組みや組織をどう市場に活用するかをまず当初に考え商品化し、発売する。その動向を見て、さらに軌道修正し、ビジネスの裾野を広げる堅実タイプ。(Ver2.0のビジネスが主流)
以上の点から見ればビル・ゲイツ氏は徳川家康のように天下統一する為の要素として枠組み(協業会社)、組織をいかに活用するかが大事な点であると判断をして来たかの差が歴然とします。
さて、もう一人の私は結果としてどちらがいいのか判断はできませんが、SEとしての立場として、少なくとも商品を作り上げる上では情熱を持って妥協せずのステーブン・ジョブ氏の考え方に共感を覚えますが、この頃になって思う事はSCLシステムに共感してくれる方々が率先して担いでくれる事にありがたいと思う今日、この頃です。日々、感謝の思いです。