長寿温泉での出来事
先日、日々の日課についての中で紹介したと思いますが、私自身は出張がない限り日々、朝に温泉へ通う毎日です。
今日は、その温泉での顔見知りの2人の方々の本当にあった出来事についてご紹介します。見滝十様(84歳?)2〜3年前より本人に年齢を確認しては返ってくる答えは84歳です。様相は恵比寿様のようなお方です。(ぷっくらされたおなかが特長的で、恵比寿様のようにいつもにこにこしていて温厚な方です。)
先日、もう一度、年齢を確認する前に2〜3年前より84歳と伺っているのですがと尋ねたところ、この歳になると足し算が出来なくなるのでとの回答を頂きました。
もう一人の方は、苗字は判っているものの名前が判らず初めて確認をした時に本人より英雄(えいゆう)であるとの答えが返ってきた方で、様相はマルコメ味噌の宣伝に出て来る少年の笑顔と坊主姿の印象に良く似ている方で、いかにも幼少のころは裸足のゲンを感じる笑顔がとてもすばらしい戸田英雄様(67歳)のお二人の事実、あった会話によるものです。
まず最初に見滝様より戸田様に極楽に行くので2〜3日ぐらいは長寿温泉に来ないのでよろしくと言ったそうです。
それを確認していた戸田様に、私が出張から戻っていつものように長寿温泉に朝、何度か行く度事に見滝様の姿をお見かけすることがない為に、「この頃、見滝さんが長寿温泉に2〜3日顔を出していないですね。」と確認をしましたところ、戸田様より返ってきた答えは見滝さんは極楽に行ったので来ないよ。といつもの100万ドルの笑顔で笑いながら言われて私自身、「へえ〜そうですか」とうなずき納得しました。
八戸に住んでいない方は、びっくりするような会話と思います。普通に考えれば三滝様は長寿をまっとうして極楽に行ったのかと想像すると思いますが常日頃の会話の中でこのような会話が普通です。
ちなみに八戸の場合は朝の5:00から入浴できる温泉は多いです。
その中で私が住んでいる下長地区においては長寿温泉、極楽湯、石堂温泉が近くにあります。
不思議なことにすべての銭湯の名前を並べると長寿ー>極楽ー>石堂とつながります。(長寿をまっとうし、極楽浄土に旅立ち、お堂を建てた(石堂))
すべて銭湯の経営者は違います。銭湯の名前自体、偶然とは恐ろしいものですね。
戸田様には他の方が聞くと見滝様は長寿をまっとうし、極楽浄土へ旅立ったのかと思いますよと話をしましたところ本人もびっくりし、湯っこの方に行ったとの返事が返ってきました。
寒い地区では会話も短縮して話す癖があります。なぜならば話す間に凍え死ぬ恐れがある為に、より簡潔に短縮する工夫を身に付けたとの事なそうですが?。。。。。
津軽地区では「か、け」=お前様、食べて下さい。がなんと2文字で凝縮して表現することができます。
今年は地球温暖化の影響なのか八戸では例年と比べ暖かく、雪も少ないです。例年であれば2月は冬の中でもとても寒い時期で2月中旬となれば五穀豊穣、豊年を祈願する事と春を呼ぶ目的を兼ね備えた恒例のえんぶりが2月16日より始まります。
今後、機会がある毎に八戸のお祭りや町などのをブログで紹介させて頂ければと思います。
<追記>
えんぶりという名前の由来は田を耕す木八(えぶり)がなまってえんぶりと呼ばれるようになったとの事です。
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