2009/1/3 土曜日

八戸はいまだ水道から水が出ず

Filed under: 未分類 — wakayama @ 11:17:16

八戸は1月1日の午後5時未明より水道から水が出ず、今日で3日目に突入、昨日の晩の大晦日に紅白歌合戦などを最後まで見て、昼頃近くに起き、まだ元日のほろ酔い加減のめでたい気持ちでいた方々には、青天の霹靂というか奈落の底へ落とされた心境ではないかと思う。

今の経済状況と同様に、小生も水を貰う為に近くの学校へ行く、その光景は神社に参拝する為の行例と同様でしたが、時間が午後7時半、並んでいる人達より「何で正月早々に」とか「八戸は水道代が県内でも高いのに」とか「出かけていたので自宅に帰って初めて気がついてびっくりした」など様々な話が飛び交っていた。

誰もこのような事態を想定している人はおらず、小生も同様であった。自宅から水を貰う為のやかん、ペットボトルなどを持参しながら災害時の対応をしていない点でひとごとみたいな感じで災害時における準備などをテレビで見ている自分につくづく反省する思い。

しかし、用意周到の準備をしてポリカンを持ってきた人への対応は、無残にもこの言葉「水を皆に配給する都合があるのでポリカンは遠慮してください、こちらで用意しましたビニール袋に水を配給します。でも残り僅かですので全員に支給できません」と言った瞬間に罵声に近いヤジの嵐、何んだ市の方も災害時における緊急対策がゴテゴテなんだと思う。

このような状況の中で震災に遭った人達の境遇もこういう感じなんだろうと思った。この原因は白山から供給している水道管から水が漏れたとのことであったが、それを予知できなかったのか、また、そのような場合の緊急処置がされていなかったのか不思議である。

今までの通常の生活をしている中で電気・水道・ガスが遮断されることは誰もが想定していない事であるが、でもそれの一部が遮断されることでこんなんにも不自由な生活を余儀なくされるものだと感じる。

追記:1月3日午後8時以降に水道が使えるそうですが、正月を故郷で過す為に帰郷された人達は、今日からUターンラッシュです。今年の正月の思い出を忘れずに他人ごとの心境ではなく、災害時における防災対策を施しましょう。

結局は、自分の身は自分で守ることしかありません。

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