天地人の最終回を見て
昨日は、一昨日のNHK大河ドラマ「天地人」の最終回を見て直江兼継自身が影響を受けたという人物として上杉謙信についてあるゆる観点で調べて見た。毘沙門天を信仰し、自らが陣の先頭に立ち戦いを挑んだ戦国武将。領土拡張の為による戦いは一切なく、常に義を重んじ、大儀名分の基に戦へ望んだ。
戦上手の点では、織田信長も認めていて戦国武将の中では一番に脅威にも感じていた人物である。しかし、お酒がこよなく好きでその為に脳溢血による原因から49歳の若さで亡くなった。もし、少しでも長生きしていればその当時の状況が変わっていただろうと思う。
「敵に塩を送る」という言葉通り、武田信玄へ困っていれば塩を送ったり、勝頼への遺言の中に困ったら上杉謙信に相談しなさいなど敵将からも慕われていた人物であった。
そのような人物を身近で見ていれば直江兼継だけではなく誰でも尊敬から信者のように崇拝するような気がする。どんな人物であったのかタイムマシンがあれば自分の目で見てみたいと思う。
その人物になるべく近づく為にも上杉謙信が後世に残した16か条の家訓を昨日は、じっくりと眺めながら何度も読み返して見たりしていた。
その16か条の中で今の自分自身の心境として見習いたいものがあった。
1.「心に物なき時は心広く体奏なり」
2.「心に迷いなき時は人を咎めず」
3.「心に曇りなく時は心静かなり」
すべての家訓の中には時があり、やはり「天の時は、地の利に如かず、地に利は人の和に如かず」常に時を大事していた点が良く分かる。
今日からこの言葉を常に念頭において実行していきたいと思う。