おもいやりが必要と思う
なぜ、不祥事が起きれば、マスコミでもとことん追い込みすぎる傾向が特に強いのだろうか。インターネットでの情報収集もできるのでますます追い込む内容が陰湿、いじめのようにも思える事がある。
追及しても、追い込みすぎても回避できる、モノを考え(逃げ場所を与え)、追い込むことが思いやりとも思えるが、バランス感覚がないというか感性というものがない、引き際を考えず、そのまま突っ込みをするから、問題が大きくなってしまう。(窮鼠猫を噛む)
一部の人間が権力を持ち、報道規制、情報操作することで大衆から支持をされればなんでも可能となり、人間を殺戮しても犯罪にならない戦争に発展しかねない。間違った方向で国を憂い、保身の為、執着しすぎた事が戦争を長引かせた結果が、多くの犠牲者を生んでしまった第二次世界大戦のように思います。(この件に関しては、アメリカの権力者も同罪だと判断します。)
今の時代、腐敗した官僚が悪いと一部の指導者のみを犯罪者扱いで罰則するが、それ自体は、トカゲの尻尾切り、そこまでに至った経緯からの組織的な根本改善がないままなので、また同様の問題が発生するブーメラン現象となってしまい、自分に反ってくる。
昨日、神風特攻隊の物語を見て、なんて無謀な事を命令するんだと今更ながら憤りを感じましたが、その当時の状況から見て、そこまで追い込まれた結果としての判断によるものと思いますが。。。。。今だからそう思えるとしか言いようがない。
一部の上官からの命令だからとそれが間違っていると思っても絶対服従だからと部下から部下へ伝令、命令した上官は、その責任のすべてを取ることが自決と思い込んでいるが。。。。その為に多くの方々の家族や人生を犠牲にしてしまう。
そのような事が普通のように国民が受け入れられる時代風潮。そんな時代風潮の中で多くの純粋な若い方が国を思い、散っていたことを思えば、誰が悪いではなく、国自体、組織全体とその時代の報道規制、情報操作がそのような背景を作ってしまったように思える。
上記内容から今、問題として取り上げている集団的自衛権に関する点では、報道する側での責任も大きいと感じる。この件に関しては、、そこに至るまでの監視機能がなければ、同様の問題が起き得ると思います。
もう少し、日米安保条約の範囲自体からの偏った判断、顔色伺いに終始せず、今までの日本が歩んできた経緯からの判断と今までの同盟国としてのアメリカの経緯からの判断も必要と感じます。間違っている、正しいと今の時点で結論づけることはできないように思います。
でも今の状態では、どちらも情報が氾濫し、振り回され、監視機能どころか、情報自体を屈折しているように見受けられますが、判断できるトップが役不足、不在、如何でしょうか。
それを見据えた上での報道番組として取り上げるべきですが、興味津々の話題性のみを追及した今のあり方では限界が。。。。、
報道をする側としては、 視聴率を主眼とするくだらない娯楽番組が多い点で視聴者自身、表面のみを鵜呑み、後先も考えず、利己的な、自分さえよければと、その場しのぎの行動をする人が多くなった為により、犯罪が多いと感じます。
もう少し、相手の立場を考え、人とを思いやる気持ちが大事ではと思います。
真の心ある思いやりこそがおもてなしの原点であり、今の時代にとって一番に必要なことだと感じます。