今までの経験値
私自身、今まで業種に拘らず、製造、流通、小売り、金融、文教など様々なシステムを開発をしてきました。その中で、文教以外の開発では、金銭に影響を与えかねない、会社の命運を決まると言っても過言ではない緊張の連続、張詰めた環境の仕事が多かったように感じます。そんな環境の中でも今、思えば、やりがいのある、充実さを感じるのは、開発自体がトップダウンで判断し、明確なビジョンの下、指示、運用ルールも明確化されていて誰もが理解し、統率の取れた内容があったからこそと思います。その点、文教の場合は、出席管理システムひとつ取り上げても学生、教員が運用側である為、運用ルールも曖昧な点で立場の違い、観点、視点の違いにより何でもありの状況だからこそ難しい面があると思います。
簡単な出席管理ではない事も事実です。だからこそ、やりがいがある仕事だと判断します。あらゆる業種の開発に携わってきた経験値を活かし、曖昧な運用でも運用のパターン化を図る事で軸となる点を決めれば解決されます。非定型な処理でも軸さえ捉える事をわかればぶれる事はなく、チャレンジする気持ちで取り組んでいけば楽しいものです。
ちなみに文教という業種の中でこれはと思う、SEの方や、システムがないのは、上記の理由があるからなのでしょうか、何処も同様な感じでタスキに長し、帯に短しの世界、もう少し、発想の転換が必要ではないかと思います。
余談ですが、今日は、私の誕生日、それに母親の命日でもあり、震災のあった日でもあります。